どうも、Nissyです。
まだ胃腸炎の症状が微妙にあったりで、一日の大半がトイレにいます。
NSRが一応、マグネシウムホイールなので、
今日は、バイクのホイールのお話です。
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ホイールのカスタムについて
最近、マルケジーニ(めちゃくちゃ高い)や、ゲイルスピード↓のホイールにしている方が増えましたね。
マグネシウムだったりアルミだったり、鋳造だったり鍛造だったりよくわかりませんが、
カッコいいですね。
昔のレーサーレプリカ全盛の時は、バイクに求めるものは性能!が一番でしたが、
90年代後半のネイキッド台頭時代、感性(フィーリング)が重要視されてきはじめ、
レーサーレプリカがなくなっていきました。
今は、フルカウルなどの見た目重視のバイクが台頭しているように感じます。
時代時代の流行りとかを見ると面白いですね。
ただ、ホイールはとりあえず高い。
マルケのマグネシウム鍛造ホイールなんて僕の年収より高い。
じゃあ本当にそれだけの効果があるのか?って話ですね。
ホイールを変えることによる効果は多岐にわたりますが、主に軽量化とドレスアップです。
軽量化
後述する材質によりますが、純正ホイールと比較して軽くなります。
バイクの総重量を軽くするのはもちろんですが、
何よりもばね下重量が軽くなるのが一番大きいです。
タイヤというものは走行中は常に回転していますが、
それにより、ジャイロ効果というものが発生します。
僕は物理が苦手なのでちゃんと説明できませんが、
ジャイロモーメントは下記の式で求められます。
Ω×L=T
上記のL(角運動量)を求めるのに、
r×P=L
上記のP(運動量)を求めるのに、
mv = P
の式です。
ここで、上記mはホイール(厳密にいうとリム)の回転数、
vはホイール重量です。
上記の””×””は外積なので、結構めんどくさい式ですが、
簡単にいうと、Pが大きくなる(ホイール重量大And回転数大)ほど、
傾けにくくなるということです。
ホイールやタイヤを軽いものにすると、旋回性能が上がるってわけですね。
デメリットとしてジャイロ効果による直進安定性が失われます。
ドレスアップ
こっちを目的としている人がストリートでは多数だと思います。
シンプルにかっこいい。
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製造方法による違い
大きく分けて、鋳造と鍛造に分かれます。
鋳造
金型に溶かした金属類を流し、そのまま冷やして固めて製造します。
メリットとしては、
- 安い
- デザイン豊富なものが多い。
です。
ただ、鍛造に比べて強度が劣るため、どうしても厚く作らないといけなくなるため、
鍛造と比較して重たくなります。
鍛造
金型に溶かした金属類を流し込み、冷やして固める際に大きな圧力をかけるのが鍛造です。
メリットとしては、
- 軽くて強度のある物が作成可能
です。
ただ、コストがかかるため、お値段が張ります。
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材質による違い
基本的にホイールは、
- 鉄
- アルミ
- マグネシウム
の三種類のどれかで作られています。
鉄
普通に鉄です。
加工しやすいですが、めちゃくちゃ重い。あと安い
アルミ
鉄よりも軽いです。1/3ぐらい
ただ、鉄よりも高く、酸化に弱いです。
アルミ削り出しの部品とかよくアルマイト加工がされてますが、
耐食性を上げるためでもあるわけですね。
マグネシウム
みんな大好きMg。
鉄よりもちろん軽いです。1/4ぐらい。(軽すぎィ)
ただ、耐久性に難ありです。
基本的にマグネシウムだけでは走行中のモーメントにすら耐えられないため、
マグネシウムホイールにはアルミが含まれています。
マルケやゲイルのホイールは、極限までアルミの含有量を抑えているため、
軽量化されていますが、その分外部からの力に弱いです。
走っている最中に急に割れるとかはないですが、
転倒したときに以外と簡単にグニャ。。。っといくことが多いみたいですね。
また、マグネシウムは腐食に弱いため、使用期限が10年ほどとされているものが多々あります。
(まぁ、同じバイクに10年のる人のほうが少ないか。)
そういうデメリットもありますが、かっこいいから仕方がない。
すきあらばNSR語りを入れるオタクなので、NSRSPのホイールについて。
NSR250R SPには、純正でマグネシウムホイールが入っていますが、
上記のように、マグネシウムの含有量を増やすと耐久性に難が出てしまうため、
NSR純正マグネシウムホイールは、マルケなどと比べて、
アルミの含有量が多いです。その分ちょっと重いです。
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最後に
マルケほしぃ~