どうも、Nissyです。
バイクのグリップは値段も安く、なおかつ乗るときにはよく目がつくところなので人気のカスタム箇所かと思います。
しかし、ただのグリップと侮るなかれ。MotoGPやSBKで実際にプロが使用しているものと同じものが使える数少ないカスタムパーツ、それがグリップです。
ただ、いろいろレーシングタイプとかストリートタイプとか、貫通とか非貫通とかがあってどれを選べばいいか分かりにくいこともあります。
ということで、今回はバイクのグリップの選び方について書いていきたいと思います。
もくじ
自分のバイクに合ったサイズ・タイプを選択する
まず、一番重要なところ。グリップのサイズとグリップエンドのタイプです。
内径と長さを確認する
内径は基本的には、
- スポーツタイプ 左:22mm 右:24mm
- アメリカンタイプ 左:25mm 右:30mm
の二択です。
また、長さも種類によって異なるので、購入前に事前に純正グリップの長さを確認しておきましょう。
最悪、少し長いくらいのものを購入しましょう。切ればいいだけなので。
貫通タイプか非貫通タイプかを確認する。
グリップのエンド部が貫通しているかどうかを確認しましょう。
バーエンドがある車種は基本的には貫通型だとおもいます。
こちらも純正のグリップを見れば確実だと思います。
レーシングタイプとストリートタイプの違い
社外メーカー(ドミノとかプログリップとか)でよくあるのが、レーシングタイプとかストリートタイプとか。
具体的に何が違うのか。基本的には、グリップ自体の厚さが違うことが多いと思います。
レーシングタイプは薄く、ストリートタイプは厚い。
昔からバイクに乗っている人は聞いたことがあるとおもいますが、「TZグリップ」とかはその細いグリップの代表格ですね。
実際に薄いほうが路面やタイヤの情報が伝わりやすくなります。ドミノとかのレーシンググリップとかもそんな感じですね。
逆に分厚いと、路面の状態や車体の振動が伝わりづらくなるので、ツーリング時の負担軽減に効果があります。
個人的には、見た目でまず選べばいいと思う。
上記のようにレースタイプやストリートタイプに分けられているものもあったり、テーパー形状だったり、純正品や社外品だったりとグリップにはいろいろな種類があるが、個人的に思うのはまず見た目で選んでしまっていいんじゃないかと。
例えばなんですが、かの有名なバレンティーノ・ロッシはホンダの純正グリップをこよなく愛しており、ヤマハに行ってもずっとホンダの純正グリップを使用していました。
このホンダの純正グリップは、グリップの内側(スイッチボックス側)が細く、エンド部にかけて太くなっていく、いわゆるテーパー形状のモノです。こっちのほうが繊細なアクセルワークが可能らしい。
ちなみにこれは豆知識ですが、ロッシのマシンであっても、新モデル発表時はヤマハの純正グリップが付いてます。
次はスズキのミル(ミア?)のGSX-RR。こっちはドミノのレーシングタイプではなく、ストリートタイプ。
ほかにも、ジョナサンレイが駆るZX10RRにはニンジャ400の純正グリップがついてたりします。
こんな感じで、必ずしも社外のグリップがいいってわけではないですし、それこそストリートタイプでレースも可能ということです。
なので、本当に見た目で選んでしまって、あとは実際につけて走ってみて、自分の気に入るグリップを見つけるのがいいと思います。そんなに高いパーツでもないし。
個人的なオススメはDOMINOのレースタイプ
参考程度に。
僕が一番よく使うグリップは。DOMINOのレーシングタイプグリップです。
路面の感触がダイレクトに伝わる感じが好きです。とかいいながら、一番長く使ってるグリップで慣れてるからってだけな気がしなくもない。
最後に
こういうのがあるからレース車両を見るのは楽しいんだよな