昨今の生活には欠かせないインターネット回線ですが、みなさんは何を使用しているでしょうか。
自宅の状況にもよりますが、可能であれば光回線を使用できるのが一番かと思います。
ただ、一部光回線が引けない物件等も存在するので、そう言った時に選択肢としてホームルーターの契約が考えられます。
今回はその中でも割と評判の良いドコモのhome5Gを実家の方で契約してみたので、レビューしていきたいと思います。
契約から商品到着まで
商品の購入や回線の契約については、ドコモのWebページから行いました。店舗でもできるようですが、事務手数料がかかったりしますし、外に出るのも面倒だったのでWebで手続きが完結するのは楽でいいですね。
お盆の時期でしたが、購入から商品到着まで5日間ほどでした。発売当初は人気すぎて商品が全然届かないということもあったみたいですが、現在はそうでもないようです。
このような形でSIMカードと本体が届きます。
本体の内容物に関してはこちらです。
裏面というか側面の部分に、電源のコードを挿す端子や、LANケーブルを挿す端子があります。
そして、マニュアル通りにSIMカードを入れて、電源を入れると本体のランプが光って使用することができます。
ここで注意点ですが、Webで申し込んだ場合、SIMカードを挿しただけではまだ使えません。Web上で回線の開通手続き(5分くらいでできる)をすることで、回線が使用できるようになります。
開通の手続きをしていなくてもランプが光って通信できているような見た目になるので、最初は騙されてしまいました(笑)
実際に使用してみた感想
大前提として5Gが使用できるエリアで使うものと思った方がいいです。エリアについては下記のサイトから確認できます。
また5Gが繋がったとしても電波強度にかなり左右されるという印象です。
設置場所がとても重要
4G/5Gランプが青色に点灯すれば5G、緑色なら4Gでの通信となるのですが、5Gで接続できていたとしても、ホームルーターの設置場所によって通信速度などにかなり影響があります。
実際に実家の1階窓際(西)に置いた時と、2階の窓際(北)に置いたときで3倍近く差が出ました。
下記はそのときのGoogleの回線速度テストの結果です。
下り速度300Mbpsを超えると、下手な光回線より高速ですよね(笑)
ただ見ての通り上り速度がかなり微妙な数字になっています。
ファイルアップロードには不適ですが、動画を見たり、アプリやソフトをダウンロードしたりといった用途であれば快適に使えそうです。
ゲームで使えるか
結論から言うと、当たり前ですがFPS等のシビアな判定のゲームでは不利になると思います。が、全くできないわけではありません。
今回はVALORANTというゲームを試してみました。
ロビー画面でPINGを見ることができるので、これも1階に設置した時と2階に設置した時で測ってみました。
僕の実家では2階に設置した方が回線速度も応答速度も速いので、思ったより快適にプレイできた印象です。
ちなみにルーターとPCは無線でつないだ時のPINGなので、有線で繋ぐともっと良くなるかも。
ただ、1階に設置した場合はルーターとPCを有線接続で繋いだとしても正常にプレイできないレベルのラグがあったので、やはり5G電波の受信強度が一番重要です。
結論
ゲームでもそこそこ使えて、それ以外は超快適です。
ただ、速度テストの結果でもあるとおり、アップロード速度はかなり低いので、大容量のファイル等をWeb上にアップロードするような場合はすごく時間がかかりそうです。
今回はあくまでも僕の実家で使用した際の参考例になるので、他の地域や立地環境にもかなり左右されると思います。
また、すでに使用している人でも置き場所を変えるだけで通信速度が向上したり安定したりするかもしれないので試してみてください。