どうも、nissyです。
この前は、MC16~MC18までを書いたので、今回は、
MC21~MC28のNSRを書いていきます。
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最高傑作 mc21
NSRの歴史の中でも、特に最高傑作と名高い型式が、mc21です。
有名なのがガルアーム。
新型の2ダボにも採用されている、への字型をしたスイングアームです。
なぜこういう形なのかというと、チャンバーを避けるため。このおかげで、チャンバー形状の自由化がなされています。
新型のmc51に採用された理由はわかりません!
また、タイヤのインチが17インチになり、限界バンク角が上がりました。
あまり目立ちませんが、一番大きい変更点。フレーム形状が88、89と大きく異なります。横の厚さを薄くしつつ、縦を長くしました。このことで、コーナリングの軽快さを上げつつ、ブレーキング時の剛性を上げることができています。
私が乗っているのはこの型式ですが、まぁ端的に言って最高です。
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最終型 mc28
NSRの最終型がmc28です。
mc21との大きな変更点はやはり
- プロアームの採用
- カードキー
でしょう。
片持ちスイングアーム、プロアーム。
ドゥカティとかがよく採用しているものですが、実はこれ、オイルメーカー、エルフとホンダが協力して開発したスイングアームです。
剛性とかその他抜きにして、とりあえずカッコいい。
ガルアームから変更した理由としては、ヤマハの特許に抵触したからだとか。
mc28は通常の鍵以外に、カードキーが必要です。
このカードキーの中に、点火マップやPGMだったりの情報が入っています。
面白いのが、NSRを廃車登録して、その証明書をHRCに送ると、別のカードキーを購入することができます。
そのカードキーを刺してエンジンをかけた瞬間、フルパワー化します。指定ガソリンもハイオクになる。
いつの日か忘れてしまっていた、子供心というものをくすぐりますね。
この年式はカタログスペックで40psとなっていますが(mc21は45ps)、これは純正のチャンバーの口径が絞られているためなので、社外のチャンバーに交換すれば45psになります。
他にも、mc21と比べてタンクが短くなっているので、ライダーの邪魔にならなかったり、色々変わってます。
最後に
簡単にNSRについて調べましたが、開発の裏事情とかを知れて楽しかったです。