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バイク メンテナンス

【NSR250R】ブレンボキャリパーのOHをした話【MC21】

どうも、Nissyです。

最近梅雨で全くバイクに乗れていません。

ただでさえ陰湿なオタクなのに、梅雨となると余計陰湿になります。

バイクに乗らないけどバイクにかかわりたい。

そういえば、最近NSRのブレーキの利きに違和感があることを思い出したので、

キャリパーをOHしました。

今日はその時のお話です。

これは1素人の備忘録です。ブレーキ関係は命にかかわる部分です。

この記事を参考にし発生したトラブルについて、一切の責任を負いかねます。

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必要なもの

キャリパーを構成する部品類が必要です。シールとかピストンとか。

ただ、僕が購入したNSRはBremboが入っていたため、部品の品番がさっぱりわからん。

形から、品番「20.5165.58(左)」「20.5165.68(右)」と判断しました。(実際は違いました。)

そこから部品類を探します。

ピストンはどうしても見つかりませんでしたが、シール類は発見。

  • 06431-MAK-003(34mm用)
  • 06452-MAK-003(30mm用)

ホンダ純正パーツです。安い。

Amazonで売ってました。

 

 

ピストンが4つ、キャリパーが二つあるので、4つずつ購入です。

ピストンプライヤー

ピストンを抜くのってけっこう大変です。

エアーコンプレッサーとかあればポンっと抜けますが、そんなものうちにはないので、

ピストンを抜く専用の工具を購入しました。

 

 

ブレーキフルード

これがなきゃ始まらない。

ブレーキフルードです。エア抜きに苦戦すると以外と消費します。

 

 

パッドグリス

あったほうが無難です。

泣き防止に。

 

エア抜きポンプ

ほぼ必須といっても過言ではないです。エア抜き用の注射器。

11mmのメガネレンチ

信じがたいことに、Bremboのキャリパーには11mmのボルトが使用されてます。

キレそうになりながら購入。

 

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作業開始。

キャリパーを車体から外す。

まずは、キャリパーを車体から外す前に、キャリパーに付随しているボルトをすべて緩めます。

キャリパーを外してからだと、トルクがかからず、ボルトが取れません。

 

車体とキャリパーが固定されているボルトを外します。

最後に、バンショーボルトを外します。↓

オイルが出てくるため注意です。ペットボトルか何かで受けましょう。

フルードはそこそこ劇薬で、塗装をはがします。注意しましょう。

バンジョーのパッキンも変えておきましょう。内径10mmの銅パッキンを二りんかんで購入しました。ついでにパッドも。

 

ぼくはベスラが大好きなので、今回もベスラを選びました。

ベスラのコントローラブル感、オススメです。

キャリパーを開く

パッドを固定しているピンを外します。

ベータピンで固定されていると思うので、それを外してから、

ゴムハンマーでたたきます。

最後にラジオペンチで思いっきり引っ張ると、抜けます。

そしたら、見えているボルトをすべて外すと、二つにぱかっと割れます。↓

きたねぇな。

ピストンを抜く。

ピストンプライヤーでピストンをぐりぐりしながら抜きます。

抜いたピストンがこれ↓

かなりきれい。アルミ製で軽い。

削れとかがあった場合、ピストンの動きが悪くなるので、

その場合はあきらめて新品のピストンを購入してください。

このキャリパーの場合、ピストン単体での購入ができない(インターネットで死ぬほど探したけどなかった)ため、

キャリパーごと新品交換になる。

 

せっかく外したので、パーツクリーナーで死ぬほどクリーニングします。

きれいになった↑

*注意

↓のパッキン、なくさないように注意してください。

 

シールを取る

内側に見えている黒いやつがパッキンです。

これをマイナスドライバーか何かで取り出します。内側を傷つけないように。

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取り付け

あとは同じ作業を逆の手順で行うだけです。

パッキンを新品に変えます。

ぬぽっと簡単にはめれます。

(パッキン、横から見たときに台形になっているらしいですが、少なくとも肉眼では判断できなかったため、

上下適当につけてます。ちなみにバリオスとかだとかなりテーパーがかかっているようで、上下逆だとフルードが漏れます。)

 

その後、ピストンをはめます。

ピストンをはめるとき、何か引っかかりがあった場合、異物が混入している可能性があるため注意です。

はめたあとがこちら↓

ここでキャリパーの品番が思っていたものと違うことが判明。

π数があってるから大丈夫だとは思うが、要経過観察。

今回はパッドも交換するので、パッドグリスをパッドに薄く塗ります。

泣き防止。

そしてキャリパーにパッドをはめ、パッドスプリング、パッドピンで固定します。

面取りをするのを忘れてましたが、まぁ誤差の範囲内でそのままに。

とりあえず、車体に取り付けます。

エア抜き

次にエア抜きをします。

エアがあると、ピストンが押されず、ブレーキが効かなくなるため、念入りに。

まずはフルードタンクをあけ、中身をスポイトかなんかで吸い取ります。

僕はウエスで吸い取りましたが。

その後、キャリパーのホースの横にあるゴム蓋を外し、ボルトを緩めます。

フルードが垂れてくるので、注意してください。

そこに、注射器のホースを差し込み、ひたすらフルードを抜きます。

フルードを抜き、フルードタンクに戻し、再度抜く。

これをひたすら繰り返します。

そうすると、ブレーキレバーが固くなってきます。

レバーを握ったり戻したりして、フルードタンク内に空気が出てこなくなれば、

エア抜き完了です。

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終わったら、フルードは水をかけると簡単に流れるので、神経質なぐらい水をかけてください。

最後に

フルードめちゃくちゃこぼしたから塗装はげないか心配。

 

 

 

 

 

 

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