どうも、Nissyです。
最近梅雨で全くバイクに乗れていません。
ただでさえ陰湿なオタクなのに、梅雨となると余計陰湿になります。
バイクに乗らないけどバイクにかかわりたい。
そういえば、最近NSRのブレーキの利きに違和感があることを思い出したので、
キャリパーをOHしました。
今日はその時のお話です。
これは1素人の備忘録です。ブレーキ関係は命にかかわる部分です。
この記事を参考にし発生したトラブルについて、一切の責任を負いかねます。
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もくじ
必要なもの
キャリパーを構成する部品類が必要です。シールとかピストンとか。
ただ、僕が購入したNSRはBremboが入っていたため、部品の品番がさっぱりわからん。
形から、品番「20.5165.58(左)」「20.5165.68(右)」と判断しました。(実際は違いました。)
そこから部品類を探します。
ピストンはどうしても見つかりませんでしたが、シール類は発見。
- 06431-MAK-003(34mm用)
- 06452-MAK-003(30mm用)
ホンダ純正パーツです。安い。
Amazonで売ってました。
ピストンが4つ、キャリパーが二つあるので、4つずつ購入です。
ピストンプライヤー
ピストンを抜くのってけっこう大変です。
エアーコンプレッサーとかあればポンっと抜けますが、そんなものうちにはないので、
ピストンを抜く専用の工具を購入しました。
ブレーキフルード
これがなきゃ始まらない。
ブレーキフルードです。エア抜きに苦戦すると以外と消費します。
パッドグリス
あったほうが無難です。
泣き防止に。
エア抜きポンプ
ほぼ必須といっても過言ではないです。エア抜き用の注射器。
11mmのメガネレンチ
信じがたいことに、Bremboのキャリパーには11mmのボルトが使用されてます。
キレそうになりながら購入。
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作業開始。
キャリパーを車体から外す。
まずは、キャリパーを車体から外す前に、キャリパーに付随しているボルトをすべて緩めます。
キャリパーを外してからだと、トルクがかからず、ボルトが取れません。
車体とキャリパーが固定されているボルトを外します。
最後に、バンショーボルトを外します。↓
オイルが出てくるため注意です。ペットボトルか何かで受けましょう。
フルードはそこそこ劇薬で、塗装をはがします。注意しましょう。
バンジョーのパッキンも変えておきましょう。内径10mmの銅パッキンを二りんかんで購入しました。ついでにパッドも。
ぼくはベスラが大好きなので、今回もベスラを選びました。
ベスラのコントローラブル感、オススメです。
キャリパーを開く
パッドを固定しているピンを外します。
ベータピンで固定されていると思うので、それを外してから、
ゴムハンマーでたたきます。
最後にラジオペンチで思いっきり引っ張ると、抜けます。
そしたら、見えているボルトをすべて外すと、二つにぱかっと割れます。↓
きたねぇな。
ピストンを抜く。
ピストンプライヤーでピストンをぐりぐりしながら抜きます。
抜いたピストンがこれ↓
かなりきれい。アルミ製で軽い。
削れとかがあった場合、ピストンの動きが悪くなるので、
その場合はあきらめて新品のピストンを購入してください。
このキャリパーの場合、ピストン単体での購入ができない(インターネットで死ぬほど探したけどなかった)ため、
キャリパーごと新品交換になる。
せっかく外したので、パーツクリーナーで死ぬほどクリーニングします。
きれいになった↑
*注意
↓のパッキン、なくさないように注意してください。
シールを取る
内側に見えている黒いやつがパッキンです。
これをマイナスドライバーか何かで取り出します。内側を傷つけないように。
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取り付け
あとは同じ作業を逆の手順で行うだけです。
パッキンを新品に変えます。
ぬぽっと簡単にはめれます。
(パッキン、横から見たときに台形になっているらしいですが、少なくとも肉眼では判断できなかったため、
上下適当につけてます。ちなみにバリオスとかだとかなりテーパーがかかっているようで、上下逆だとフルードが漏れます。)
その後、ピストンをはめます。
ピストンをはめるとき、何か引っかかりがあった場合、異物が混入している可能性があるため注意です。
はめたあとがこちら↓
ここでキャリパーの品番が思っていたものと違うことが判明。
π数があってるから大丈夫だとは思うが、要経過観察。
今回はパッドも交換するので、パッドグリスをパッドに薄く塗ります。
泣き防止。
そしてキャリパーにパッドをはめ、パッドスプリング、パッドピンで固定します。
面取りをするのを忘れてましたが、まぁ誤差の範囲内でそのままに。
とりあえず、車体に取り付けます。
エア抜き
次にエア抜きをします。
エアがあると、ピストンが押されず、ブレーキが効かなくなるため、念入りに。
まずはフルードタンクをあけ、中身をスポイトかなんかで吸い取ります。
僕はウエスで吸い取りましたが。
その後、キャリパーのホースの横にあるゴム蓋を外し、ボルトを緩めます。
フルードが垂れてくるので、注意してください。
そこに、注射器のホースを差し込み、ひたすらフルードを抜きます。
フルードを抜き、フルードタンクに戻し、再度抜く。
これをひたすら繰り返します。
そうすると、ブレーキレバーが固くなってきます。
レバーを握ったり戻したりして、フルードタンク内に空気が出てこなくなれば、
エア抜き完了です。
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終わったら、フルードは水をかけると簡単に流れるので、神経質なぐらい水をかけてください。
最後に
フルードめちゃくちゃこぼしたから塗装はげないか心配。