どうも、Nissyです。
バイクの免許を取得して早7年。
距離でいうと80000kmくらい走行してきました。
公道だけでなくオフロードやサーキット等を走ってきて、今思い返すと、免許取得のために通っていた教習所で習ったライディングテクニックは、本当に重要だったんだなぁと思います。
今日は、その教習の内容や、卒業検定突破のための簡単なコツみたいなものを書いていきたいと思います。
もくじ
教習の項目・内容について
教習所内には、仮公道みたいな場所があって、そこでバイクの教習を行います。
ほとんどの教習所では、二輪の路上教習はありません。(一部存在するみたいな噂は聞いたことがありますが。)
バイクの実技教習は一体どんなことを行うのか、ここに書いていきます。
バイクの引き起こし
まずは、横になっているバイクを引き起こします。
バイクは自立しない乗り物、時には倒れます。そんな時に一人で引き起こせないと、公道では後続車の迷惑にもなりますよね。
力のない人にはもしかすると一番の難関かもしれません。
MTに使用されるCB400SF、車重は200kg程と結構重いです。
僕は当時178cm56kgのガリガリでしたが、問題なく起こせました。
起こし方は教官に聞くのが一番ベストですが、基本は身体を入れて全身で起こすこと。
ちなみに卒業検定にはこれは含まれません。(もしかしたら含めているところもあるかも)
バイクの手押し
バイクになれるために、まずは教習所内を手押しで回ります。
重たいといっても、手で押して進むだけなので特に難しい点もコツもないです。
バイクの発進
まずは半クラで発進するところから。
最初は半クラの位置がわからずエンストすると思います。焦らずにエンジンをかけて再度挑戦。
こればっかりは慣れるしかないと思います。
半クラの位置になると、回転数が少しおちるので最初はそれを目安にするといいかもです。
S字
ある程度バイクの操作に慣れてきたら、少しテクニカルな場所を走っていきます。
テクニカルといいつつも、公道であればどこにでもあるような場所です。
S字とは、文字通り””S””の形をした道です。
道幅は大体2mくらいはあるので真ん中を通るようにすればまず大丈夫だと思います。
うまく通るコツとしては、下を向かず、必ず自分の行きたい方向に目線を送ること。
これはサーキットでも公道でも曲がるときの基本です。
バイクは自分が向いている方向に勝手に進んでいってくれます。
最初は怖いかもしれませんが、徐々に慣らしていきましょう。教習所は何回こけても怒られません。公道でこけない為に、教習所でいっぱいこけよう。
一本橋
名前を聞いてイメージがつかないかもしれません。こんな感じ
この橋の上をゆっくり走ります。
そこまで高さはないので怖がらなくても大丈夫です。
この橋の上を半クラッチやフットブレーキを使用し、ゆっくりと進んでいきます。
卒検の際は
中型:7秒以上
大型:10秒以上
で走る必要があります。
落ちると即失格。一番プレッシャーを感じる場所かもです。
コツとしては、
- 前を見る
- ニーグリップをいつも以上に意識する
こと。
バイクをまっすぐ走らせる上で基本になる動作です。
中型までであれば、正直アイドリングだけで7秒くらいにはなるので、卒検の時はそれでごまかすのもありかと。
こんなものは教習所にしかないので、通えている間にどんどんチャレンジしよう。20秒とか超えて乗っていられると達成感がすごい。
急制動
急ブレーキの練習です。
決められた距離までに40km/hまで出し、決められた位置からブレーキをかけ、11m先の停止位置までに停止させられるかを確認します。
おそらく最初は40km/hまで出すのが怖いと思います。しかし止まる方は以外と簡単に止まります。
ただし、強く握りすぎずに。最悪の場合フロントがロックして転倒します。
雨の日であれば、停止位置を遠くしてくれますが、滑りやすいので注意。実際僕の卒検の日は雨でしたが、何人かこけて失格になっていました。
卒検の際は、転倒したり、停止位置を超えてしまうと失格となります。
速度が規定に達していない場合、再度急制動の開始位置まで戻らないといけないため、減点される可能性が上がるため要注意。
コツというコツはないのですが、フロントブレーキだけでなく、フットブレーキ、エンジンブレーキがあることを忘れないように。
さらに、ニーグリップを忘れずに。
クランク
クランクは90度の曲がり角が連続している場所です。
S字よりも狭く、しかもパイロンまであるので、半クラやフットブレーキを使用してゆっくり、車体はあまり倒さずに進みましょう。
コツはS字と同じく、曲がる方向へ視線を送ること。
卒検の場合、パイロンを倒すと減点だったかな、失格だったか忘れましたが、パイロンを倒さないように注意しましょう。
坂道発進
坂道で一時停止し、そこから下がらずに発進を行います。
ATの車にはクリープ現象があるため下がりませんが、MTは下がっていきます。ATのバイクも下がります。
クラッチだったりで頭がてんやわんやすると思いますが、落ちついて。
- フットブレーキで一時停止
- クラッチをつなげて発進
です。
平地の時と発進できる回転数が変わるため注意が必要です。
コツは、
フットブレーキをかけた状態でアクセルを少し開ける。
そこからゆっくりクラッチを離していくと、途中でリヤが沈み込む感覚があると思います。
そうするとフットブレーキを離すと後ろに下がらなくなるため、徐々にアクセルを開きつつクラッチを離します。
卒検の場合、何mか忘れましたが、下がると減点だったと思います。
エンストすると即失格。
スラローム
蛇行運転のことです。
パイロンが等間隔に置かれているので、その間を走ります。
卒検の際は
中型:8秒以内
大型:7秒以内
で通過する必要があります。(できなくても減点だけ)
パイロンを倒すと即失格だった気がします。
コツとしては、ここもニーグリップを意識し、曲がっていく方向を見ること。
ハンドルで曲がるのではなく、下半身を使って曲がっていくことを意識するとスムーズに行けると思います。
正直アイドリングで走行して最後にアクセルをあけてやると8秒以内には収まるので苦手な人はそれで卒検は突破しよう
まとめ
他にも踏み切りや信号がありますが、一時停止等気を付ければそこまで難所ではないはず。
バイクに乗るための基礎基本が教習には詰まっています。
一時間一時間めんどくさがらず、せっかくの機会なので楽しんでいっぱい練習しましょう。
今乗っているバイクで一回教習所内はしってみてぇ。