どうも、kaitoです。
最近、備蓄米が話題ですよね。 「古米かぁ、どう料理しようかな…」って思ってる方も少なくないはず。でもね、古米や古古米、実はちょっとしたコツさえ掴めば、めちゃくちゃ美味しく炊けるんですよ!新米に負けないくらい、いや、もしかしたらそれ以上の個性派ごはんになる可能性だって秘めているんです!
今回は、そんな備蓄米も美味しく食べ尽くすための、古米・古古米の美味しい炊き方の秘訣を、ちょっとマニアックな視点も交えつつ、皆さんに伝授したいと思います! 「うちの食卓も、備蓄米で豊かにするぞ!」という意気込みで、ぜひ最後までお付き合いください!
もくじ
【序章】古米・古古米って、一体何者なんだい?
まず、古米って何よ?って話ですよね。 お米は収穫された年によって呼び名が変わります。
- 新米(しんまい): その年に収穫され、年末までに精米・包装されたお米。水分が多くて、香りも豊か。まさに「フレッシュ!」って感じ。
- 古米(こまい): 前の年に収穫されたお米。そう、つまり一年先輩のお米ですね。
- 古古米(ここまい): さらに前の年に収穫されたお米。もはやベテラン中のベテラン、大御所です。
政府の備蓄米は、主にこの「古米」や「古古米」にあたることが多いようです。 長く保存されていると、どうしても水分が抜けてパサつきがちになったり、お米特有の香りが弱まったり、逆に古米臭(ぬか臭い感じ)が出たりすることがあるんです。 でも、栄養価に関しては、新米と比べてほとんど差がないと言われています。すごいぞ、お米!
【実践編】古米・古古米を美味しく炊くための「奥義」!
さあ、ここからが本番です! 古米・古古米のポテンシャルを最大限に引き出すための「奥義」を伝授します!
奥義その壱:徹底的な「水分補給」!
古米や古古米は、新米に比べて水分が少ないのが特徴です。 人間で言えば、砂漠をさまよってきた旅人のような状態。 まずは、しっかり水分を与えてあげましょう!
- お米を研ぐ: 優しく、丁寧に研いでください。力を入れすぎるとお米が割れてしまう原因にもなります。研ぎ汁が透明になるまで、何度か水を替えながら研ぐのがポイント。ぬか臭さが気になる場合は、少し多めに水を替える意識で。
- 浸水時間を長めに: これが一番重要かもしれません!
- 新米の場合: 30分~1時間程度
- 古米の場合: 1時間~2時間
- 古古米の場合: 2時間以上、できれば半日くらい浸水させてもOK! 冷蔵庫でゆっくり浸水させると、さらに美味しくなります。じっくりと水分を吸わせて、お米の芯まで潤してあげましょう。まるで疲れた戦士にポーションを与えているかのような気持ちになります。
奥義その弐:炊飯時の「ひと手間」が、味の分かれ道!
ただ水を増やすだけじゃありません!ここにも「奥義」があるんです。
- 水の量を少し多めに: 浸水させた後、炊飯器の目盛りより「大さじ1~2杯」ほど多めに水を加えるのがおすすめです。お米の状態を見て、少しずつ調整してみてください。お米の「喉の渇き」に合わせて、加減してあげましょう。
- 氷を投入!: 炊飯器にセットするとき、氷を2~3個入れると、お米がゆっくりと加熱されるため、甘みが増し、ふっくらと炊き上がります。これは新米を炊くときにも使えるテクニックなので、覚えておいて損はないですよ!まるで炊飯器に魔法をかけているような気分です。
- 隠し味をプラス!:
- 日本酒またはみりん(大さじ1~2杯): 炊飯時に少量加えることで、古米特有の臭みが軽減され、ツヤと甘みが増します。アルコールは炊飯中に飛ぶので、お子さんでも大丈夫。もし気になるなら、少量から試してみてください。
- サラダ油(小さじ1/2程度): これを加えると、お米にツヤが出て、ふっくらとした仕上がりになります。べたつき感はほとんどありません。
- ハチミツ(小さじ1程度): ほんのり甘みが加わり、パサつきがちな古米にしっとり感をプラスしてくれます。
- もち米を混ぜる: もち米を1~2割程度混ぜて炊くと、もちもち感が増し、新米のような食感に近づきます。お餅をスライスして一緒に入れてもOK!
奥義その参:炊き上がってからの「儀式」!
炊き上がりがゴールではありません!ここにも大切な「儀式」があります。
- 蒸らし時間を長めに: 炊き上がったらすぐに蓋を開けずに、10~15分ほど蒸らしましょう。これで、お米の芯までしっかり熱が通り、ふっくら感がさらにアップします。
- 優しくほぐす: 蒸らしが終わったら、しゃもじで底から優しくほぐし、余分な水分を飛ばします。ここで力を入れすぎると、お米が潰れてしまうので注意!優しく、ふんわりと。まるで生まれたての赤ちゃんを抱きかかえるように…。
参考
リュウジさんの至高の白米で紹介されている炊き方に近いのでこちらを参考にするといいかもしれません。
【応用編】古米・古古米、こんな食べ方もアリ!
ちょっとパサつきが気になる古米・古古米は、実はこんな料理にもピッタリなんです。
- チャーハン: 水分が少ない分、パラパラに仕上がりやすいので、チャーハンには最適!
- 炊き込みご飯: 味が染み込みやすく、古米特有の臭みも気になりにくいので、炊き込みご飯もおすすめです。季節の具材をたっぷり入れて、豪華な一品に!
- カレーや丼もの: 粘りが少ないので、カレーや丼もののようにサラサラしたルーや具材と合わせるのに向いています。
【結び】備蓄米を美味しく食べて、食卓を豊かに!
いかがでしたでしょうか?古米や古古米と聞くと、ちょっと扱いづらいイメージがあったかもしれませんが、実は工夫次第で美味しく楽しめる、まさに「ポテンシャルの塊」みたいな存在なんです!
政府の備蓄米が手に入った方は、ぜひこの機会に、今回ご紹介した炊き方を試してみてください。きっと、新しいお米の美味しさに出会えるはずです!そして、もし「こんな炊き方もいいよ!」なんて裏技があったら、ぜひ僕にも教えてくださいね!それでは、皆さんの食卓が、美味しいごはんでいっぱいになりますように!