どうも、気に入っていた眼鏡が壊れてしまい、同じような眼鏡を買いに行ったら3万円と言われて泣く泣く買わずに帰ったnissyです。
バイク用品なら迷わず買うのですが、眼鏡と言われたら話は別です。
前回は、エンジンオイルの基本的な知識的なものをまとめました。
今回は、具体的にどこのメーカーのどのオイルがいいのか悪いのか、実際に僕が使用したことのあるオイルにだけフォーカスしていきたいと思います。
例のごとく、これも完全に素人の勝手な意見なので、参考程度にお願いいたします。
もくじ
オイルの交換時期
オイルの交換時期って難しいですよね。
一般的には3000km or 3か月に一度交換ってとこでしょうか。
昔、ワコーズの営業の方と意気投合して2時間ぐらい話したことがあるのですが、エンジンを長く保たせるにはもっと早いサイクルで交換するべきだと聞きました。
- 高いオイルを早いサイクル(1000km程度)で交換
- 安いオイルを早いサイクル(1000km程度)で交換
- 高いオイルを一般的なサイクル(3000km程度)で交換
- 安いオイルを一般的なサイクル(3000km程度)で交換
の順番で、エンジンが長持ちするらしいです。僕はそこそこのオイルを1000kmごとに交換するようにしてます。今のところ、特に不具合は出てないです。
実際使用したオイル
ここから、僕が実際に使用したことのあるオイルのレビューを書いていきます。
実際、プラシーボ的なところが大部分を占めますので、あまり期待しないでください。
お願いします。
MOTUL(モチュール)
300V
一番の有名どころ、motulの中でも最高品質(現在は300V2ってのも出てますが、、、)のオイルです。ハイエンドモデルなだけにめちゃくちゃ高いです。
高いだけあって、実際に吹け上がりは非常に抵抗がないようなスムーズな吹け上がりです。motulのホームページには実際に馬力も上がると謳っていますが、定かかどうかはわかりません。
低摩擦、保護性能の両立ができているのであれば、馬力も上がっているのかもしれませんね。(エンジンが秒で焼付きますが、灯油を入れると一番パワーが出そう)
ただ、motulのエンジンオイルすべてに共通して言えるのですが、劣化が異様に早い気がします。
1000kmを超えると、一気に劣化している感じを受けます(あくまで"感じ"です)。
それ以外に関しては最高だと思います。
5100
motulのなかでのちょっと安めのオイル。安いといっても侮るなかれ。結構いいです。
エンジンのメカノイズ音が少なくなり、シフトフィーリングもいい感じです。
ただ、やっぱり吹け上がりや加速時は値段相応のもっさり感があります。
300Vと同じく、1000kmを超えたあたりからメカノイズやシフトフィーリングが一気に悪くなります。
1000kmごとに交換するのであればこれでもいいかも。
wako's(ワコーズ)
トリプルアール
ケミカル関係に強いワコーズのエンジンオイルです。
上から2番目ぐらいのグレードかなって思います。
ワコーズのオイルは、他のオイルに関して洗浄効果が高いらしいです。
使用してあまり実感していませんが、バイク用品店の店頭で実践販売しているところを見るとスゲーってなります。
実際に使用してみて、真夏のサーキット走行でも熱ダレ等の劣化が一切ありませんでした。
ただ、motulの300Vと比べると吹け上がりに難あり感あり。でも悪くないです。
プロステージ
ワコーズの中でも安めのオイルです。
正直トリプルアールとの違いが分かりません。
ただ、真夏のサーキット走行時は高温による油圧の低下(たぶん粘度が低下してる)がありました。過酷な状況で使用する場合はトリプルアールのほうがいいかもしれません。
ワコーズのオイルに共通して言えるのは、""悪くない""です。
いいところがパッと出せないのですが、悪いところもありません。
今はGSX-R1000にはワコーズのプロステージを入れてますが、いい感じです(1000kmごとに交換)。
petronas
SYNTIUM MOTO
四輪だと有名なペトロナスですが、二輪だとあまり使用されている方は少ないかもしれません。
昔、motogpでヤマハはペトロナスがスポンサーでついていました。
ペトロナスの中でも最高級の2輪用エンジンオイルがSYNTIUM MOTOです。
一度だけ使用したことがありますが、端的に言って最高でした。
吹け上がりが一切抵抗感がありません。めちゃくちゃいい。
シフトフィーリングもヌコンって感じで入って保護されてる感があって最高。
デメリットがパッと思いつかないぐらいいいオイルでした。
あまりにも高いのでそれ以降入れておりませんが、もし宝くじに当たれば、このオイルを1000kmごとに交換していることでしょう。
kawasaki エルフ
冴速
緑に憑りつかれたkawasakiがエルフと協力?して作った緑色のオイルです。
Ninja400Rに一度使用しましたが、あまりよろしくないです。
メカノイズが大きくなったり、シフトフィーリングがめちゃくちゃ硬い。
いいところをあげるならば、パッケージを書いているのが東本晶平ってところでしょうか。
実はこのぐらいしか使ったことないです。
読んでいただけてわかったかと思いましたが、全部プラシーボです。
なので、タイトルの「エンジンオイルってどれがいいの?」に対する回答ですが、コンマ一秒の争うような方でなければ、
なんでもいい
と思います。(旧車、昔のハーレー、空冷、水冷等でベストなオイルは変わります。わからなければ、バイク用品店の店員やバイク屋のオヤヂに聞くのが一番です。)
*オイル交換時に、別種類のオイルに変える際は、フラッシングするのが基本です。
オイルにもそれぞれいろいろな成分が入っています。
それが混ざってしまうと、本来の性能が引き出されません。(化学が苦手なので、少々抽象的な書き方ですいません)
自分のフィーリングにあったオイルが一番ってことですね。
二日もかけてたらたらと書いてきたのにこんな結論ですいません。
最後に
愛車を長持ちさせるためには、エンジンオイルはもっとも重要な部分です。
お金がない、時間がないといった言い訳はなしにして、これだけは必ずしてあげましょう。
愛車と長く付き合いたいなら。