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バイク

【ハスクバーナ】VITPILEN701(ヴィットピレン701)を試乗してみたら最高のバイクだった【Husqvarna】

どうも、Nissyです。

FS450に乗り始めてから、仕事中もHusqvarnaのことで頭がいっぱいです。

Husqvarnaのオンロードバイク、VITPILEN701があまりにも気になりすぎて、

試乗してきました。

そうすると、最高のバイクだったので、今日はそのVITPILEN701のお話です。

画像: ヴィットピレン701は、グループ企業のKTMで使用しているエンジンとフレームをベースに開発。先進的なデザインでカフェレーサー向きに最適化されている。

参照:Hasqvarna.com

カタログスペック

まずは例のごとく、カタログスペックから。

タイプグレード名VITPILEN 701
モデルチェンジ区分カラーチェンジ
仕向け・仕様海外メーカーモデル
ホイールベース (mm)1434
最低地上高(mm)140
シート高 (mm)830
車両重量 (kg)157
乗車定員(名)2
原動機種類4ストローク
気筒数1
シリンダ配列単気筒
冷却方式水冷
排気量 (cc)692.7
カム・バルブ駆動方式OHC(SOHC)
気筒あたりバルブ数4
内径(シリンダーボア)(mm)105
行程(ピストンストローク)(mm)80
圧縮比(:1)12.7
最高出力(kW)55
最高出力(HP)75
最高出力回転数(rpm)8500
最大トルク(N・m)72
最大トルク回転数(rpm)6750

参照:バイクブロス

注目すべきは、車重157kgに対して75馬力というところ。

この軽さでこの馬力は、素晴らしいと思う。

  • トラクションコントロール
  • オートシフター
  • スリッパークラッチ

と、電子制御(電子制御っていうのか知らんけど)がたんまりついてます。

特にオートシフターはアップダウン両方ついている。

ライダーを走らせる気満々。

ポジション&足つき

実際にまたがってみました。

足つき

僕は身長179cmですので、近い方は参考になるかも。

見た目に反して足つきは悪いです。本当にカフェスタイルか?

シート高830mmと結構高く、また、シート自体も幅広なので、結構足つきは悪く感じます。

僕は何とか両足のかかとがつくぐらいでした。

ポジション

セパハンなので上体は前傾になります。

しかし、SSほど前傾ではなく、ほど良い感じ。

シートが幅広で、座る位置の選択肢が広いため、ポジションの自由度は高い。

(その分足つきを犠牲にしているが)

ステップの位置もそこまで気にならない。(できればもう少し後ろがいいかな)

ディティール

装備がかなり豪華。

130万ほどだが、その値段でも安いと思えるほど装備が豪華。

ブレーキ

Brembo製のφ320㎜ディスクにラジアルキャリパー。

さらにはBrembo製のセミラジアルマスターシリンダーがついています。

もちろんメッシュホース。

DUKE690を流用しているっぽい?

サスペンション

KTMやHasqvarnaだと当然ですよね。

フロント、リヤともに、WP製のサスペンションを使用しています。

リヤ周り

スイングアームもDUKE690譲りっぽい。

キャストホイールもDUKE690かな?

最近流行りのアクスルで固定のナンバー。

正直あこがれるわな

メーター

丸型でレトロな感じがいい。

情報量も十分。

どうせデジタルにするなら、個人的にはもう少し近代的なものがほしかった。

エンジン

伝統のある””LC4””エンジンです。

1994年?からあるエンジンなので、熟成してます。

僕は昔LC4のエンジンを積んだバイクに乗っていました。↓

単気筒エンジンで気になるのは、やっぱり振動だと思います。

690SMCRは2013年モデルに乗っていましたが、振動がかなり強い。しかも結構ピーキー。

ただ、VITPILENに積んでいるエンジンは、シリンダーヘッド内にもバランサーがあり、

2軸バランサーとしているので、不快な振動はほとんど感じません。

また、DUKE690より高回転よりに振っているようで、高回転まで気持ちよく回ります。

ただ、その分低回転でギクシャク感がありますが、個人的には気にならないレベルでした。

当時の690SMCRよりも断然乗りやすくなっててびっくり。

試乗してみて

VITPILENを試乗してみて、一番強く感じたのは、

「走りを全力で楽しめるカフェスタイル」

でした。

カフェスタイルのバイクは、速度を出して走ることを想定していない車種が多いため、

フレーム剛性が弱かったり、そもそも馬力が弱かったりします。(W800やSR500)

ただ、このVITPILEN701は、スタイル以上に走ることが非常に楽しいバイクでした。

フレームの剛性が高く、速度を出しても安心。コーナリング中も安定感がある。

ブレーキもよく効き、非常にコントローラブル。

アクセルをひねるととてつもない加速感。クイックシフター。

今までにないカフェスタイルのバイクだと感じました。

ビッグシングルでここまでオンロード走行に特化しているバイクは、

国産メーカーにはないんじゃないか?

おそらくサーキットに持って行ってもめちゃくちゃ楽しめるバイクです。

国産のネイキッドでここまで走りを楽しめるカフェスタイルに持っていくには、

間違いなく車体とカスタム代だけでVITPILENの値段を超えるでしょう。

ただ、THE カフェレーサーというスタイル(見た目)ではないです。

純正のフォルムから、THE カフェレーサーの見た目に変えることは難しいと思います。

社外パーツも少ないし。

THE カフェレーサーの見た目がほしい方は、SR500とかを買ってカスタムした方がいいです。

あくまでカフェスタイルです。(ほかに類を見ない、いうなればVITPILENスタイルって言った方が正しいかも)

町中で澄ました顔でライディングし、スタバにピットイン。

峠では馬力と車重の軽さを武器にワインディングを楽しむ。

こんな風に、町中も峠も最高に楽しめるバイク。

カフェ”風”の見た目で、走りを楽しみたい方には間違いなく最高のバイクです。

しかもあまり街中で見かけないので、車種がかぶりたくないって人にもいいかも。

ビッグシングルのエンジンを積んだバイクに興味がある人にもおすすめ。

最後に

次のバイク候補に普通に入ってきた。

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