最近、平日家に帰る時間が遅くてつらいnissyです。
みなさん、バイクのタイヤの種類が多くて困りませんか?
僕は困ります。なにがいいのかわからないから。
買い物するときに迷ったら、いつも店員に「一番良いもの下さい」と頼むのですが、ことタイヤに関しては、そうはいきません。
ツーリングをよくする人には、ツーリング向けの耐久性の高いタイヤ、サーキット走行する方にはドライグリップが高いタイヤ。
それぞれ用途毎にベストなタイヤが違うからです。
今回は、僕が今まで履いてきたタイヤのインプレッションをしたいと思います。(基本ハイグリップ、プロダクションしか履いていないので、それらを中心にします)
例のごとく、今回も個人の主観ですし、車種によっても感触は変わるので、あくまで参考程度にお願いします。
Pirelli
まずは、イタリアに本社を置くピレリです。
僕が愛してやまないメーカーで、困ったときはここのタイヤを履きます。
2015年に中国の企業に買収され、傘下に入りました。
ディアブロロッソコルサ
ピレリのハイグリップタイヤが、「ディアブロロッソコルサ」です。
このタイヤ、センター部分とサイドでコンパウンドが全く違います。
センターは耐摩耗性のコンパウンドを使用、サイドは後述するプロダクションタイヤ「ディアブロスーパーコルサ」と同じコンパウンドです。
そのため、ツーリング、サーキット、どちらでも使用できるという優れもの。
グリップ力は申し分ありません。バンクしている時の方が安定します。
最近、新しい「ディアブロロッソコルサ2」ってやつが出てましたね。
今度はいてみます。
GSX-R1000に履かせた時はツーリング7:峠2:サーキット:1で10000km持ちました。(使用環境や車種、走り方によっては4000km程度で無くなるようです。)
ディアブロスーパーコルサ
バイクに乗っている方なら一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか。
ピレリのプロダクションタイヤです。
ドゥカティなどの外車だと純正で履いてますが、あれは「ディアブロスーパーコルサSP」という名前で、タイヤパターンはそのままに、耐摩耗性を向上させたタイヤです。なので過信は禁物。(十二分にグリップはしますが…)
良くも悪くも、タイヤが勝手に潰れてくれるので、ライダーのテクニックに関係なくグリップします。(僕みたいなヘタクソには最高)
接地感が他のタイヤに比べて感じやすいので、安心してアクセルを開けることができます。
また、タイヤの形状が尖っているので、バンク時にどんどん切り込んでいきます。
デメリットとしては、温度依存性がかなり高いこと、持ちが非常に悪いことが挙げられますね。
ただ、みなさんが言うほどライフは短くありませんが、サーキットだとやはりすぐなくなります。
熱依存に関しては、以前、690SMCRに履かせて12月に市街地を走っていた際、信号が青になったので発進しようとしてもなぜか前に進みません。
やだな〜怖いな〜(稲川淳二)って思ってリアを見たら空転してました。そのぐらい、寒い時はグリップしません。
スーパーコルサには3種類のコンパウンドが存在します。
SC0:スーパーソフトコンパウンド
SC1:ソフトコンパウンド
SC2:ミディアムコンパウンド
です。
夏場はミディアム、冬場はソフトって選択がいいかもしれません。
フロントソフト、リアミディアムの組み合わせもよく見られます。
SC0はよくわかりません!
ちなみに、2015年あたりから生産国が中国に変わっていってます。だからといってなんだって話ですが、分かる人からしたら「一気に質が落ちた!」らしいです。
僕には全く違いはわかりませんでしたが。
書いてみると、思ったよりも書けてしまったなって感じなので、残りのタイヤはまた今度書きます。
皆さんも良いタイヤライフを。